レイトショーの独り言 その88

運び屋

ダーティーハリーが言いました。
「俺はイギリス系もアイルランド系も
ユダヤ系もイタリア系もアフリカ系も
アジア系も嫌いさ。そしてヒスパニックは
一番嫌いさ」と、
スペイン系の相棒にウインクする。
上っ面しかわからない方々には、
炎上ワードですが
俺はどんな相棒にも平等に接するぜ、
という気持ちを婉曲に表すシーンで
ありまして
齢88才・・・
かつては悪党を片っ端から粉砕してきた
クリント・イーストウッドが
スマホは使いにくいわ、
インターネットのせいで家業は潰れるわ、
コミュニケーションをとるために
あえて言っていた、
ニグロとかデブとかオカマとかが
言えない世の中どうかしてるぜ、
と愚痴りながらも、
俺は退役軍人なので怖いものなし!
マシンガンとご対面しても動揺せず、
マフィアともすぐお友達になれるし、
いつでも皆から頼ってこられたい!
いつまでたっても女性から一目おかれたい。
だからこの歳でも3Pオッケー!
カントリー調の歌でも口ずさみながら、
イリノイ州からテキサス州1500km以上の
長距離輸送はお手の物。
監視役のチンピラにも、
自分を追いかける刑事にも、
「人生ってのはねえ、
うまくいかないんだよな」
とお説教。
予告編からは、
ヤバイ事に自らの意思ではなく、
ハマリ込んでいく雰囲気でしたが、
本編では、それすら、ほとんど残っていない
人生を楽しくすごす糧としている
アラウンド・ナインティを演じます。

ウンチクによると
この映画はイーストウッドの半自伝的映画と
重なるそうで、
スーパースターがジジイになって
言いたいことも言えない世の中になって
アナログ人間はどうすりゃいいの?
そうだ、家族だ!
でも俺って、結構オンナ
はべらしてたらしなあ。
(ダーティーハリー全盛期の共演者、
ソンドラ・ロックという結構エロい女優さんが
愛人だったことでも有名)
今更ながらやけど、嫁さん大事にしよ。
だそうです。

first run・・・
third run・・・
八回目・・・
と、段々回数が増えていき、
積荷の扱い量も増えていく中、
合わせて捜査の網が狭まってくるサマが
緊張感を持たしながらも
重たい雰囲気にならず、
気持ちよく観れるんですね。
ところどころに出るジジイらしい
”空気を読まないセリフ”や”行動”にも
クスッとくるし、
ボロボロのトラックから、
貰った金でデッカいフォードの
スポーツトラック(500万円!也)に
変わって登場するところも笑えるし、
そして、家族の絆を元に戻したいんだよー
という、昭和男からすれば、
そうなんだよ!イーストウッドさん!
と、感心せずにはいられない
素晴らしい映画です。

これから枯れる人生が待っている
小生にとってバイブルになりそうな。

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