レイトショーの独り言 その72

祈りの幕が下りる時

阿部寛は”加賀恭一郎のイメージではない!”
という以外は100点の映画。
もっとも原作の力が大きく、
しかし、イメージは見事に伝わっている、
という印象。

殺害動機が松本清張の某映画化作品に
酷似していますし、
顔のない死体も使い古されたトリック
ではありますが、
”ストーリーテラー東野圭吾”は
それを見事に融合させ、
推理小説を乗り越えた
稀代の名作に昇華させました。

食いっぷちがなくなった時、
昔は炭鉱、
今は原発(動いてないけど)。
どちらもエネルギー事業で相当体に
負担を強いることになる。
(炭鉱はラドンに襲われる危険もあるし)
そのあたりの時事的な出来事を
絡めながら、父娘の相互愛、
相対するように父子の一方的な愛を
描くって、あんた、どこまで凄いんや?!
「麒麟の翼」の感想でも述べましたが
一度、この人の頭の中覗いてみたいわ。

母親のグズっぷりも、
原作では結構強烈でも、
映画では少し不足気味。

しかし、そうはいっても”小日向文世”!
悪徳デカなんかより、
こういった世の中の不幸を
全部背負った演技が
やっぱり向いているよね。
原作読んでいるんで、
あわや、初めてはワゴン車の中!
というところを、
間一髪免れて抱き合う父娘の場面は、
絶対泣くもんか、と気合をいれていたので
ギリギリセーフ!
ラストの回想シーンで
男の体がガクっと力を失った、
「ごめんね、お父ちゃん」も
なんとか耐えれました。
(疑惑の判定)

面白かったですぅ!

ところで、
今、滋賀県が熱い!

本作も原作では結構時間を割いていたし、
”曇天に笑う”
”ちはやぶる”も
ロケは滋賀県。

センバツも
膳所高校
彦根東高校
近江高校
1大会3チーム出場史上初!
(関西の枠を減らしただけ、という声も)

皆様も、魅力が
”琵琶湖だけではない滋賀県”へ是非!

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