レイトショーの独り言 その99

ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020

http://brucelee4k.com/

昭和オトコが憧れた格闘家といえば

松田優作(格闘家か?)

アントニオ猪木

そしてドラゴン!ブルース・リー

その生誕80周年としてワーナー製作以外の

香港ムービーが4K画質で生まれ変わる。

観てきましたよ。

 

「ドラゴン怒りの鉄拳」

「ドラコンへの道」

「死亡遊戯」

(危機一発は後述の理由で観てません)

 

当然、これらのソフト作品は販売されて

いるのですが、なんか初見の時と違って

違和感があるのですな。

まずは「ドラゴン危機一髪」

これ、主演第一作で、

まだ「ブルース・リー映画」

というものが確立していなかった時期で、

闘いにアクセントをつける怪鳥音は、

まだ声に出していなかったんですが

ソフトでは何故かバックで叫んでいます。

これはアカンやろう、と。

て、ことでお預けを自分で課しております。

 

んで「怒りの鉄拳」と「道」。

日本初上陸では

マイク・メディオスという歌手が

英語バージョンで主題曲を歌っており、

また、これがカッコいい。

ところが、過去DVD盤は

主題曲が中国歌のオリジナル。

こいつは広東盤で音が薄いので迫力なく、

非常にガッカリして、

これはアカンやろう、と。

ところが、今回は粋な計らいでこの2作、

その初上陸・東宝東和盤に近い形で上映。

 

まずは「怒りの鉄拳」(1972)

時は第二次大戦前の日本占領時の香港。

導入部で40年ぶりに聞く

「teacher!why died? Teacher~!」

師匠の棺桶の前で泣き叫ぶリー。

そのあとかかる英語版主題曲。

カックイー(アラレちゃん風)。

師の仇を討つべく日本人の道場に

乗り込み全員粉砕!

しかし日本国怒る→香港警察困る。

犯人が寝返った香港人だった

→ボコ殴りして抹殺

→日本国怒る→香港警察困る。

裏で糸を引いていた香港人なぶり殺し

→日本国怒る→香港警察困る。

敵の本丸に乗り込んで、

アメリカ人用心棒と

大魔神・橋本力に

(大映特撮映画・

大魔神のスーツアクターを務めていた)

結構、実力差を見せつけて仇討ち終了。

しかし日本国怒る→香港警察困る。

最低4人は殺しているので

これはどう考えても死刑ですな。

んで、ラストのストップモーションに

至る場面で英語版主題曲が流れる。

あーしびれました。

この曲がないとラストの感動もイマイチ。

40年ぶりに体験して鳥肌立つ!

 

「ドラゴンへの道」(1972)

リーが製作会社と喧嘩して、

他社から引き抜かれぬよう、

プロデューサーが

「お前会社つくれへんか?」と

知恵をつけて、

製作、主演、監督、脚本など

一人で作ってしまった本作は

イタリアマフィアとの攻防を描く。

悪役が次から次へと現れて

格闘色濃すぎてしまい

中身が薄くなってしまったのが残念。

 

「死亡遊戯」(1978)

「ドラゴンへの道」公開後、

第二弾監督作として企画されるも、

ワーナーとの合作が本決まりとなり、

6000フィートほど撮り終えていたが、

リーの死亡により、

お蔵入りのところを、

どう見ても似ていない

そっくりさんを使って、

強引に完成させたリー創造の

ジークンドー截拳道映画。

そっくりさんとリー本人が出る場面では、

当然だが空気感が全く違い、

あれあれ、ようやるわーというのが

40年前の感想でしたが

今見ると、物語としては

上手く辻褄を合わせており、

アナログ技術を駆使しての表現は

涙ぐましい努力を認めざるを得ず

評価したい。

加えて、オレンジスーツの

戦闘シーンは何度観ても飽きません。

 

てことで、

大層おもしゅろうございました。

ヌンチャク買おうかな~と思ったが

止めました(オチなし)。

 

最後にブルース・リー

敵方ベスト5とヒロインについて

一言。

まずは敵方第5位!

「ドラゴン危機一発」の....

あー感想、長すぎました。

この続きは次回で。

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