レイトショーの観返し その2

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コンティジョン(2011)

 

はい、ようやくコロナが

落ち着きそうな雰囲気でありますが、

なんとかなってほしいですよね。

そんなウイルス世界蔓延で

収束が見えるところまでを描く

流行り(しているのか?)の

感染症撃退映画。

出だしでグウィネス・パルトロゥ

途中でケイト・ウィンスレット

の2大スターが衝撃的に死亡。

あたふたする夫を、

マット・デイモンが好演。

どさくさに紛れて株価操作を行う、

ジュード・ロウもいい味出してる。

重鎮ローレンス・フィッシュバーン

が、それこそ重厚な演技で物語を

引き締める。

そのような俳優陣の中、

世界的パンデミックであおられた大衆が

異常な行動に出る社会崩壊を

スティーブン・ソダーバーク監督が

抑えた演出で淡々と見せる。

(普通パニック映画では旦那が

死にそうな妻に、お前のおかげで

どうたら、こうたらと涙腺崩壊を

目指すのだがそんなシーン一切なし)

細かい表現もさりげなく、

バスの中で、咳コンコンをマスクなしで

やりやがって、とツッコミを

入れたくなるし、

感染症に対しては、

このご時世、指摘されている

べからずの予防法が

うまくちりばめられていて、

欧米人は参考にしなかったのかよ!

と思う次第。

んで、ようやく114日目にワクチン完成。

(そんな短期間で出来るのか?!)

ドロシー・アンダーソン(※1)の記憶が

戻りました。

ロボットは倒せます。

アンヌ(※2)お前、凄いな、

これで地球は助かった。

冬木透(※3)の

明るい希望を思わす

バックミュージック!などは

一切かからず、そんな場面でも

淡々とシーンは進む。

本作では、ワクチンを

抽選で摂取できるように描きますが、

みんなに行き渡るまで何日かかるのか?

かくいう私、

この度、シャープマスクをずーっと

接続チャレンジしていましたが

あかんかった。

マスクでさえ応募できへんのに、

実際にこのような事になると

結構、絶望的ですな。

というリアルな描写満載。

映画の最後で「1日目」が写され、

自然に潜んでいるウイルスを

表の世界に引きずり出したのは

お前の会社だったんだよーと

原因が明確になります。

おーっと思うのはラストぐらいで、

じみーに淡々とリアルに、

ひしひしと恐怖が迫ってくる、

今をなぞる様なそんな映画でした。

U=NEXT、 Hulu等で見れます。

※1 

ウルトラセブン
第14.15話「ウルトラ警備隊西へ」に登場する
女性化学博士

※2 

ウルトラセブンに登場する、
ウルトラ警備隊の女性隊員
子供の頃みんな憧れのヒロイン

※3 

セブン以降のウルトラシリーズの音楽を作った
作曲・編曲家

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