復活の日
時は1982年
(公開時がほぼリアルタイム)。
ま、何回見ても
序盤のウイルス争奪戦は、
関係性が全く理解できず、
多分、西側(っていつの世界だよ)で
偶然出来た”殺人ウイルス(MM-88)”を、
東側が奪取し、その帰路に墜落事故!
この殺人ウイルス、
マイナス10度で冬眠から覚め、
0度を超えるとあらゆる細菌にとりつき、
毒性をもって宿主を死に至らします。
今は、ヒトからヒトに
うつる、うつらないで
危険性が表現されますが、
なんと、このウイルスは
すべての動物を3日で死亡させる
って、理論上合ってんの?
原因がわからない世界は、
発祥地から「イタリアかぜ」と名付ける。
おそらく、空気感染種なので無敵。
んで、今みたいに隔離やの、
検査やの、ない時代なので
どんどん感染が拡大していき、
日本でも、
恐怖・黒岩博士こと”緒形拳”が、
(古畑任三郎参照)
大胆にもマスクなしで
患者を検診。
そらうつるって。
みんな、バッタバタと亡くなっていき、
”グレン・フォード”米大統領と
”ロバート・ボーン”上院議員は、
(両者とも貫禄あるねえ。)
咳コンコンと汗みどろの中、
「南極しか生き残れんのよ」、と
メッセージを発し息を引き取る。
南極での世界混成チームは
カドカワ大好き”ジョージ・ケネディ”
を中心に日本チームも、
特に見せ場のない”千葉真一”
やたらと高揚”渡瀬恒彦”
やけに落ち着いている”夏八木勲”
この時の経験が後に知事になって
役に立ったと語る”森田健作”(嘘です)
と、個人的には、
「SFパニックは東宝系でまとめろよ~
却下!」
という人選にて、
マイノリティジェンダー
をどう扱うか?
(ってどんだけまわりくどい表現だ)
なんて、人類の生き残りを検討する中、
地震が原因で、
ワシントンが核攻撃を受けたと、
コンピュータが誤判断→
ソ連(ですって)に攻撃、
その報復弾が南極にも向かうので、
そのシステムを止めに行かなアカン!
立ち上がったのは
ワゴンRおじさん”草刈正雄”。
たやすくホワイトハウスの制御室に
侵入するも、残念ながらtoo late。
ところが、寸前に開発された
ワクチン接種で空気感染を
ものともせず、南極まで徒歩で帰還。
「人生っていいもんだ」と、大団円。
”オリビア・ハッセー”
奇麗!美人!べっぴん!
惚れますわ!
”ジャニス・イアン”の主題曲は
何十年聞いてるし。
無駄に南極ロケで金使ってるぜ!
カメラ・木村大作の
映像美すばらしい。
大学生のワタシに響いたのは
ここまでですが。
当時の映画評論でも
咳コンコンで死んでいくのは
リアリティ無くて笑っちゃうよ・・
と評した方もおられましたが
どうしてどうして、
これを書いている
2020年4月14日現在
まさに、その咳コンコン
地獄絵が展開。
ここから先この後、書きます
映画・コンティジョンのように
収束するか、
同じく映画・12モンキーズのように
滅亡するか、
密閉された映画館で
映画見てる場合とちゃうで!