レイトショーの独り言  その87

翔んで埼玉

むかしむかし
まだ新婚さんの頃
奥様が一冊の少女コミック文庫本を
買ってこられまして
当然、そのような物は
見たことがなく、
なんじゃ、こりゃあ~!と
うっちゃっておいたんですが、
暇なときにパラパラと目を通すも
関東系のギャグに乗ることができず、
単なるドタバタコメディとして
扱っておりました。
オトコには全く興味のないワタシは
一部少女コミックに、
BL系の漫画があるなんて露知らず
其の辺の描写も、
なんだかな~と思いつつ、
しかし登場人物は女の子風に
書かれており、避けるほどでは
なかったわけですね。

ところが3巻4巻となってくるうち
結構、作者の知識が豊富であると
思わずにはいられない
エピソードが増えてきて、
10巻を超える頃には奥さんが
買ってこなくなったので、
以来ワタシが喜んで購入を
勤しむこととなりました。

そのマンガの名前は
「パタリロ!」
おウチに今文庫本50巻あります。
(プラスパタリロ西遊記5巻)

プロットがなかなか高度に練られており
さらにストーリーのシチュエーションが
多彩で
 スパイもの
 探偵もの
 SFもの
 妖怪もの
 極めつけは魔界もの
と、どれを取っても面白い!
20巻を超える頃には
ストーリーの多様さが
ギャグを幅広く消化するという
高度なテクニックで、
ワタシを魅了していきます。

妖怪ものは、水木しげる風に描くので
ゾクッとする怖さがあるし、
魔界ものは、天使と悪魔の関係などが
わかりやすく展開されるんです。
(ボヘミアン・ラプソディの歌詞に出てくる
 ペールゼブブが悪魔を俺の隣に置いていった、
なんてパタリロ読んでないとわからない→
ちょっと無茶ぶり)

そんな作者、”魔夜峰央”に
隠れた名作があると聞き
復刻本を早速購入
その名は

「翔んで埼玉」

絵面は、
ちょうどパタリロ!の
20巻ぐらいの時でしょうか。
(よく知らんが)

内容は、卑下された埼玉県人が
東京都民にいかにして
出し抜くかという、
関西人からすればそんなに
面白くもないネタを、
BLとパタリロ!風ギャグで
田舎賛美へと繋げます。
しかし、作者の当時の環境変化に伴い
3話で未完となっており、
映画では、その部分を過去の
ファンタジーと捉え、
現代の埼玉県人が郷土愛に
あらためて目覚めるという構成へ。

「地獄でなぜ悪い」以来
気になる子・二階堂ふみちゃん主演。
舞台「パタリロ!」(未見)の
加藤涼も出演、
小沢真珠ちゃん(付けでいいのか)
全然、気がつかなかった。

映画そのものの評価は、
マンガの域を出ていなかったので
それなりに、ということで。

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