プロメテウス
エイリアンの焼き直し とか エイリアンビギニング とかの
あまり評判が良くない本作ですがこのような評には
“え~?リドリー・スコットは単なる前日譚ではない、
それを超えたものだ、と言っていたのをご存じないの?”と、言いたいですね。
それを堂々とレビューで知ったか、でカキコしている方が多いのには笑っちゃいますが。
(特に1作目のオマージュって見えた人がいたのにはオドロキ)
本作は当初から主演級には二作契約らしく続編ありきの映画だそうで
この一作だけでは監督は答えを用意していないようです。
その意味から確かにこれでは意味不明、残念がる声が多いのは致し方ないですが。
宣伝の仕方が間違ってる、ってわかってないのは君らの方じゃん。
んで、個人的にこれは神の領域に入り込んだ映画だと感じましたね。
だからむしろ我々には理解できなくて当然。
でもなんとなく人類の起源はこうなのでは?と理屈抜きに感じさせる。
我々がゴキブリを殺すのに理由はあるのか?
神様が人類を創って、滅ぼすのも理屈はないでしょう。
人類は訳もわからず創作され、滅亡していく。
そのような考えがひたひたと迫って来る怖れ多くもある映画です。
そこに答えを見出そうとしてもそれはナンセンスです。
追伸:宇宙人がタコ、イカの軟体動物っていうのは
なんとか避けてもらえないもんですかね。
生理的に駄目なんです。(寿司も駄目です)