ダークナイトライジング
バットマンって人間なんですよね。
当然、それなりにピンチに陥るし、負ければ覆面レスラーみたいに
正体が判って、明日からは生きていけない。
それくらいのリスクを背負いながら世のため、人のため戦い続けるって
その使命感には個人的に涙無くては語れません。
ノーラン版のバットマンはヒーローがいるからこそ悪が栄える、という
現在のアメリカが抱える矛盾点を描きながらヒーローの内面を抉り出す
構図に加えてさらにドンパチが重厚に響きますのでたまりません。
バットポッドが走り出すと血沸きますし
ラストシーンの飛行用ビークルが戦闘曲にのってビルの間を飛び回るともう
あきまへん。
東野圭吾すらよせつけない境地ですな。
ラストのえっ?こいつが!というのはちょっと不要でしょう。
ここを見せるならキャットウーマンを深く魅せてよ。
アン・ハサウェイ、よろしいなあ。
それとバットマンは誰でもなれる、というのはロビンに繋がるの?
アルフレッドさん もう少しお助けを。